こんにちは。Bライン府中寿町店マネージャー・肥満予防健康管理士の山中です。
今日は肉の日
脂肪が多くてダイエット中は避けてしまいがちな肉。
しかし、これには人間の細胞やホルモンを作るために必要とされるたんぱく質が多く含まれています。
また、中性脂肪の原因となる糖質が少ないことから、摂取する部位や食べ方を工夫すればダイエット効果が期待できる食材です。
ここでは太る原因や肉が痩せるために効果的とされる理由について説明していきます。
太る原因は「余分な糖質」が関係しているよ!
糖質は、たんぱく質、脂質に並び、人間が生きていくために必要な三大栄養素の一つ。
活動するためのエネルギーとして3つの中で一番最初に使われるものです。
炭水化物などに多く含まれる糖質は、食事などから体内に摂取されると、消化・分解されブドウ糖になります。
その後、それはエネルギーとして使われるために血液中に放出されて全身に運ばれます。
また、血糖値が高くなるとすい臓からインスリンが分泌されます。
ブドウ糖はインスリンにより体中の細胞に取り込まれエネルギーとして消費されます。
糖質を摂取しすぎると大量のブドウ糖が発生します。
そのため急激に血糖値が上がり、大量のインスリンが分泌されます。
エネルギーとして使われるブドウ糖は限られているため、行き場を失ったそれをインスリンは脂肪細胞へと運び入れます。
これが肥満になる原因といわれています。
糖質の摂取を減らすには「肉」が適しています!
肥満の原因ともなる糖質の摂取を減らすために、ご飯やパンなどの代わりに「肉」を摂取するのもおすすめです。
さらに、肉には筋肉をつけるために必要な栄養素であるたんぱく質が豊富に含まれています。
そのため、肉を食べることによって筋肉を増やすことができ、基礎代謝を高めることができるのです。
基礎代謝とは、人間が生命を維持するために行う呼吸や内臓を動かすといった、無意識に行われている活動に要するエネルギーのこと。
つまり、それが高ければ高いほど、じっとしていても消費されるエネルギーが多くなり、太りにくい体質といえます。
そして・・・
ダイエットにおすすめの肉~(*>∀<*)ノ
肉を食べてダイエット効果が得られるなんて、肉好きの方にとってこんな魅力的な方法はないですよね。
しかし、なんでも食べて良いというわけではありません(≧Д≦)
おすすめの部位について、ご紹介していきます。
ダイエットには「赤身肉」がおすすめ!
痩せるために食べるなら、おすすめなのは脂身の少ない赤身肉です。
肉の種類に関係なく、脂肪が少なくて低カロリー、低糖質、高たんぱくと、ダイエットにうれしい三拍子がそろった食材です。
また、これには脂肪燃焼を促すために必要な必須アミノ酸が豊富に含まれています。
その中のリジンとメチオニンから生合成されるのがL-カルニチン。
脂肪をエネルギーに変える働きを促す効果があるため、脂肪燃焼に効果的だといわれています。
・・・で?
牛肉なら「ヒレ肉」
赤身肉の中でも比較的脂肪分の少ない部位としておすすめなのがヒレ肉です。
これは牛の部位の中でも1番低カロリーな部分。
輸入肉100gあたり133kcal程度、和牛肉100gあたり221kcal程度なので、脂身が多くカロリーが高い牛バラ肉(輸入肉100gあたり371kcal程度、和牛肉100gあたり571kcal)と比較すると2.5倍もの差があります。
また、これにはダイエット中に不足しがちな鉄分や亜鉛が豊富に含まれています。
新陳代謝や疲労回復にも大切なそれらの栄養素を補うためにも牛ヒレ肉はダイエット中におすすめの食材といえそうです。
豚肉も「ヒレ肉」が低カロリー
脂身が豊富で太りやすいというイメージがある豚肉ですが、牛肉と同じように低カロリーなヒレ肉を選べばダイエットに最適な食材となります。
しかも、100gあたり115kcalと実は牛肉よりも低カロリー。
さらに、白い脂身を取り除くとよりヘルシーに摂取することができます。
また、豚肉は他の肉類と比較してもビタミンB1が豊富です。
これは、糖質を分解しエネルギーに変える糖質代謝に必要な栄養素。
また、脂肪燃焼を促進するカルニチンも含まれているため、優秀なダイエット食材と言えるでしょう。
鶏肉なら「ささみ」
部位に関わらず全体的に低カロリーなのが鶏肉です。
さらに、筋肉のもとになるたんぱく質も豊富に含まれています。
筋肉量が増えると基礎代謝が促進されるため、脂肪燃焼にも効果的です。
また、鶏肉は体内で燃焼・分解しにくい飽和脂肪酸をほとんど含まないのも特徴です。
鶏肉の中で特におすすめなのは、脂肪分が少なく低カロリーな、ささみ。
これはたんぱく質も豊富ですが100gあたり114kcalととてもヘルシー。
また、むね肉も100gあたり121kcalとカロリーが低いのでおすすめです。
そして、どちらも比較的リーズナブルな価格で販売されているので、家計にも優しいのも魅力的なポイントです。
羊の肉もおすすめ
日常的に食卓にのぼる出番は少ない羊の肉。
実は低コレステロールで鉄分やビタミンB群も豊富な優秀食材なのです。
そして、肉類の中で脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンの含有量が一番豊富だといわれています。
100gあたりの含有量はマトンで200mg、ラムで80mg。
同じ量の場合、牛ヒレ肉は60mg、豚肉が35mgなので、比較してもその差は歴然としています。
ただし、羊の肉には独特の風味やクセがあるため、食べにくいと感じる方も多くみられます。羊の肉には「ラム肉(子羊)」と「マトン(大人の羊)」がありますが、どちらかというと前者は比較的クセも少なく独特の風味も弱いため、苦手な方はそちらがおすすめです。
ひき肉には要注意!
ひき肉は幅広い料理に使えることから日々の食卓には欠かせない食材の一つです。
しかし、これは肉を細かくひいているため、含まれている脂の量が見た目ではわかり辛いといった欠点も。
スーパーで販売されているものは全体の20%以上の脂身が混ぜ込んであることが多いようです。
そのため、肉ダイエットの食材として取り入れる場合には、赤身だけを使ったものを選ぶようにしましょう。
それでも不安な場合は、お店で部位を選んでひいてもらうか、自宅にフードプロセッサーがある場合は自分でひき肉を作るのもおすすめです
では今夜はヘルシーなお肉で行こー!
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